新潟空港 （新潟市）
〜 さらに大きく各国、各都市へ翼を広げる東北アジアの Gate Way 〜
新潟空港の概要
新潟空港は、新潟市東区の北東部（下山地区）に所在し、北側は日本海に、東側は阿賀野川の河口部に、西側は信濃川河口付近にそれぞれ面しています。当空港は、２本の滑走路を有する都市機能と密着した利便性の高い空港で、国内線・国際線ともに旅客・貨物の航空需要が年々高まってきており、環日本海側の拠点空港としてさらなる 発展が期待されています。
新潟空港は、昭和4年5月から建設が始まり、昭和5年9月に新潟市営飛行場として本州日本海側初期の飛行場として開場した後、本年（平成26年現在）で84年の歳月を重ねた歴史ある空港です。
この間、新潟市営飛行場は昭和14年3月に国営飛行場として所管を変え、さらに太平洋戦争の終結により米国空軍に管理（昭和20年10月〜33年3月）されていましたが日本政府に返還後、昭和35年5月に運輸省所管の公共第二種空港（Ａ滑走路：1,829m）として供用が開始されました。その後、昭和38年10月にはＢ滑走路（1,200m）の新設を行いましたが、飛行機の大型化や増大する航空需要（新規路線の誘致及び既存路線の増便）に対応するため、2度の滑走路延伸が行われ平成8年3月には現在のＢ滑走路延長（2,500m）となっています。
また、平成8年7月には、新旅客ターミナルビルが開業し、平成25年10月からは空港の利用時間も1４時間に延長されるなど、空港機能の向上が図られています。さらに、空港と高速道路とを結ぶアクセス道路の整備が推進されるなど、日本海側のGate Wayとしての期待が寄せられています。
災害時における役割
昭和39年6月に発生した新潟地震では、液状化現象と津波により2本の滑走路と旧空港 ターミナルビルが浸水する等の大きな被災を受けましたが、航空機の運航を確保しつつ災害 復旧工事を行い早期の復旧がなされています。また、平成16年10月の発生した新潟中越地震では、県内の主要交通網が寸断されたことから、地震直後の緊急物資輸送や捜索・救難救助活動、取材活動の拠点となるとともに、陸上輸送の代替輸送機関として臨時に開設した新潟空港〜羽田便が運航され約213万人の交通 手段として活躍しました。
このことからも新潟空港は、大規模災害時においては緊急物資輸送や人員輸送基地としての役割を担っており、航空輸送上重要な空港のひとつとして位置付けられています。
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新潟空港の楽しみかた
◇新潟空港では、毎年｢空の日(9月20日)｣・｢空の旬間(9月20日〜30日：４日間)｣の記念事業として「新潟空港空の日記念行事」を開催しています。日頃、立ち入りができない滑走路等が歩行者天国になります。（開催日：要確認、主催：新潟空港「空の日」行事実行委員会）≪一例≫
・親子ランウェイウォーク
・空港制限区域バスツアー
・親子航空教室
・親子バックヤードツアー
・航空管制・気象教室
◇新潟空港と一体となったまちづくりを促進するため、チューリップを使った花絵を制作・展示する「新潟空港をチューリップの花絵で飾ろう」が開催されています。チューリップの花摘みから花絵の作成まで楽しめます。（開催日：要確認、主催：ＮＰＯ新潟みとクラブ）◇新潟空港では、幾多の国内線・国際線が就航しており、ターミナルビルの屋上送迎デッキから大小さまざまな飛行機を見ることができます。発着時間を調べて、一度見学に訪れませんか。日本海に沈む夕日を浴びて離着陸する飛行機が見られる唯一の場所です。
参考文献
基本データ
駐機場 10バース（大 3、中 3、その他 4バース）
〃 （小型機）15バース
駐車場 1,130台（一部立体駐車場）
： 貨物取扱施設 延床面積3,703m2 延床面積28,649m2
： 航空機給油施設 貯油施設645kl
： 電源局舎 延床面積1,247m2
： 除雪車車庫 （２棟）延床面積1,939m2
： 消防車車庫 延床面積859m2
アクセス
